下村式・学年別唱えて覚える『漢字の本』
下村昇・著 / 偕成社・刊 / 各700円
平成１４年度から小学校の指導要領が新しくなりました。
それに伴い、『漢字の本』も学年別配当漢字を新指導要領に合わせて装いを新たにしました。
本書は１９７７年発売以来すでに４００万部を突破し、今なお小学生諸君の人気を保ち続けています。
その秘密は、各巻巻末の「おうちの方へ」からも推察できます。
『おうちの方へ』からの抜粋
わたしたちの子供のころを思い起こしてみると、漢字の学習は機械的で受け身だったのではないでしょうか。
嫌々ながらの勉強ほど能率の上がらないものはありません。この本は、そうした従来の勉強方法をなんとか
楽しいものにし、子供たちが能動的、積極的に漢字の学習へ身を乗り出すようにしてやりたいという願いか
ら作りました。
【下村式・学年別唱えて覚える『漢字の本』の特色】
１）字典ではなく漢字入門の絵本です。
２）識字欲を刺激する漢字ファミリー
３）漢字の〈成り立ち〉が基本です。
４）リズムにのった書き順で漢字をイメージ化
５）漢字の意味は大もとから広がっていきます。
６）音訓読みの例文が理解と応用を助けます。
以上が『漢字の本』の特色です。店頭で本文をちょっと読んでみてください。
全く新しい発想とアイディアで作られた字典ではない〈楽しい読み物としての漢字の本〉だと
いうことがわかっていただけることだと思います。
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