生まれる前は ああもしよう こうもしよう、 こういう親になろう、 こういった子供に育てよう…… と、心に思い描きながらも、 現実は 忙しさについイライラしてしまって、 心に余裕をなくした子育て、 していませんか?
本からのヒント
「胎教絵本」という副題がついていますが、あまり、そう構えて開く本ではありません。
おなかの中にいる赤ちゃんに、
「もしもし、赤ちゃん お元気?あなたのおかあさんよ」
と、語りかけている絵本です。
ここでは特に、今、もうおなかから出てきた我が子と対面している方に読んで欲しいと思います。子供と一緒に読んで、親の思いを伝えるのもよいでしょう。
生まれてくる子が男の子だったら、女の子だったら……と、考えを巡らした日々を思い出して、お父さんやお母さんの願いを、目の前のお子さんに語りかけてみてはどうでしょうか。いつでも慈しむ思いの大切さを教えてくれる絵本です。