本からのヒント
「生命の誕生」って、やっぱり神秘的です。そして、美しいものなんだなあと思うと胸が熱くなり、子どもにもこの感動を伝えたくなります。そんなとき、この本をこの絵本で、お父さん、お母さんが、子どもにこの生命誕生の愛と感動のドラマを教えてやると、子どもは自分がこの世に生を受けたことがとても素晴らしいことなんだと感じるでしょう。そして、自分が生まれ出るまでの長い長い旅の様子を知り、「えっ! ぼくって卵から生まれてきたの?」と、お母さんの愛にずっと見守られてきたことや、卵だったころの自分が頑張っていたことなどに深く心が動かされることでしょう。それをやさしく科学的に教えてくれるのがこの絵本です。
参考 『おかあさんはうちゅうせん』
福世武次・文講学館・刊